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美味しい紅茶の入れ方 (ゴールデンルール)
なたは、どんな風に紅茶を入れていますか?ただティーパックを使って簡単に作っている方、いやいやちゃんと紅茶の葉をいれ、魔法瓶のお湯を注いでいるという方、と様々でしょう。しかし、これではせっかくの紅茶をまずくして飲んでいるようなものなのです。 ではどうすればいいのでしょう。美味しい紅茶を入れるのはそんなに難しいことではありません。特別な技術や特殊な器具は必要ありません。誰にでも簡単にできることなのです。とっても、美味しく入れるいくつかのポイントがあります。それがゴールデンルールです。ゴールデンルールとは、英国式のもっともポピュラーでしかも正統的な入れ方から生まれたものです。
ポットを使う。
  日本茶を急須で入れるように、紅茶もふたつきのポットを温めて使う。

お茶の葉は正確に量る。
  ティースプーンで1カップ1杯の紅茶が基準。

汲みたて、沸かしたての沸騰したお湯で入れる。
  紅茶は新鮮な汲みたての水をわかした熱湯でいれるほど美味しくなります。

しっかり蒸らす。
  ポットのふたをして蒸らし、紅茶のおいしさの成分が十分に出てくるための時間が必要です。

以上、4点です。この4つのポイントをふまえて美味しい紅茶を入れてみましょう。
   基本となる紅茶の葉を使ったストレートティーの作り方
用意するもの ●やかん ●ポット ●茶こし●ティースプーン ●ティーカップ ●紅茶の葉 ●タイマー

1.やかんに水を汲み、お湯を沸かすde水は新しく汲んだものを沸かす。水の量は、ポットやカップを温める分や、紅茶の葉が吸い込む分、蒸発分も含めておく。出来上がり1カップ130CCが標準だが、吸い込む分などをみて1カップ150CCが必要量。
くみたての新鮮な水を沸騰させるのは何故?
a.くみたての新鮮な水は空気をたくさん含んでいるためお湯になるときに対流を起こす。
   これがティーポットにお湯を注いだときに茶葉の「ジャンピング」が起こります。

b.紅茶のおいしさの要素のひとつである
タンニンは粒子が粗く、そのため熱湯でないと溶解しません。

c.水道水にはカルキ臭やカビ臭があるので浄水器を使うのがよいでしょう。

. お湯が沸いたらポットとカップに入れ、温める。(やかんはそのままわかし続ける) 温めるだけなので、ポットにいっぱい入れなくてもかまわない。少量を入れ、回すようにしてポット全体を温めればよい。やかんはそのもまま2〜3分沸かし続ける。
 ティーポットにお湯を注ぎ温めるのは何故?
a.冷たいティーポットではせっかくの熱湯がさめてしまいタンニンを十分に抽出しなくなります。

. 紅茶の葉を量って、ポットに入れる。ポットを温めていたお湯を捨ててから、葉を入れる。1カップに1ティースプーンの割合。紅茶の葉が大きいときはティースプーンに山盛り、細かい葉の場合は中盛りとする紅茶の目安は a.細かい葉ならティースプーンに軽く1杯(2.5g)、大きい葉ならティースプーンに山盛り1杯です。

. お湯が完全に沸騰したら、ポットをやかんのそばに持っていき。、沸騰したお湯をポットに勢いよく手早く入れる。湯気が出ているだけではだめで、完全に沸騰させるのがポイント。完全に沸騰すると、5円玉ぐらいの泡がボコボコと出てくる。ポットをやかんのところまで持っていくのは、沸騰させたお湯の温度を下げないうちに注ぐため。

. すぐにポットのふたをし、
蒸らす。お湯を注いだらすぐにふたをして香りが逃げないようにし、美味しい紅茶ができるのを
待つ。大きな葉のときは3分以上、細かい葉のときは2分30秒〜3分が目安。葉がポットの底に沈んでいる、葉が開いていることも蒸らしの具合の目安となる。

ポイント ・・・ポットに熱湯を注ぐと葉が上下に往ったり来たりします。これを「ジャンピング」といいます。

. 蒸らし終わったら、茶こしでこしながらカップに注ぐ。スプーンで軽く静かに1から2回葉をこすようにかき回してから、注ぐ。ポットの中では上の方が薄く下になるほど濃くなっているので、均一化するためにかきまぜる。

ポイント ・・・注ぐときはティーストレーナー(茶こし)を使用します。そしてポットの紅茶は最後の一滴まで注ぎ切ります。この一滴「ゴールデンドロップ」と呼び、これによって紅茶の味がキリッと引き締まります。
 ちょっと賢く!
ティーポットを2個使うと便利です。ティーポットを2つ用意します。まずひとつのポットで紅茶を作ります。出来上がった紅茶をもうひとつのポットへ注ぎます。こうすると紅茶が均一の濃さになり時間がたってもポットの紅茶が出過ぎることがありません。
以上、紅茶のおいしい入れ方です。是非一度試してみて下さい。

  

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